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N-CAB 新版認知能力検査

認知能力の低下を早期に発見し、ゲーム感覚で脳を鍛えます。

概要

認知能力を客観的に診断

    中高年から衰え始めるといわれる流動性認知能力を、年齢基準に照らして、全体集団の中で客観的に測定・診断できる。

認知能力の衰えを早期に発見

    認知症等において、最も侵されやすい流動性認知能力の低下や衰えの徴候などを、早期に発見・把握できる。

レベルに応じたトレーニング

    認知能力の中で、どの能力が優れ、どの能力が努力を要するのかを診断し、それぞれのニーズやレベルに応じて訓練できる。

N-CABの特徴

  • 認知能力のひとつである「流動性認知能力」を、簡便な方法(提示カードと積木)で測れる検査です。成人から高齢者までを対象としています。
  • 高齢になるとともに急速に衰える「流動性認知能力」の客観的レベルを年齢基準から知ることができます。
  • 認知症などにおいて、もっとも侵されやすい「流動性認知能力」低下の早期発見に役立ちます。認知症の予防にも効果的です。
  • ゲーム感覚で楽しく認知能力を鍛えることができます。個人のレベルに応じで訓練でき、能力の伸びを実感できます。

「結晶性認知能力」と「流動性認知能力」

認知能力には「流動性認知能力」と「結晶性認知能力」の2種類があります。日常の経験によって身につく能力は「結晶性認知能力」と呼ばれ、言語を中心とした能力や、数にかかわる学習によって習得された能力がその代表的なものです。それに対して、その場でとっさに判断しなければならないときに使う能力が「流動性認知能力」と呼ばれています。
「結晶性認知能力」は、いちど身につくと急激に消えることはなく、年をとってもあまり衰えませんが、「流動性認知能力」は、ある年齢を過ぎると急激に衰えることがあります。

下位検査の構成と4領域の測定内容

N-CABは、テストA~Fまでの6種類の下位検査(問題数20問、練習問題3問)で構成され、各下位検査に対応する6尺度で「流動性認知能力」を測定します。また、因子分析により、N-CABの6種類の下位検査は4因子構造となることがわかりました。4領域の信頼性(内的整合性)は、クロンバックのα係数によって検証されています。

下位検査4領域
テストA(積木さし:目と手の協応能力) 処理速度領域
テストB(模倣問題:視覚ー運動の速さ)
テストC(記憶問題:記憶力) 記憶領域
テストD(鏡映問題:視点転換力) 空間把握力領域
テストE(回転問題:心的回転力)
テストF(行列推理問題:推理能力) 推理能力領域

結果の見方、活用の仕方

N-CABでは、6尺度、4領域を評価点に換算することで、被検査者の流動性能力を数値として把握できるようになっています。また個人プロフィール表の尺度別、領域別によって、当該年齢群における平均成績と比べて被検査者のどの尺度・領域が高いか低いかを視覚的に捉えることが出来ます。さらに総合評価として、5段階のパーセンタイル値に置き換えていますので、被検査者の年齢区分における流動性能力の水準・段階を知ることができます。

トレーニングについて

トレーニング・カードは、「積木」「はめ板」を使って、「流動性認知能力」を刺激し、若々しい脳を保つことを目的に作成されました。指先を使いながら楽しく脳を刺激し、活性化することができます。
トレーニング・カードは、N-CABの検査と同じ構成、ほぼ同じ難易度設定の問題と、応用的な問題で構成されています。
検査者のニーズや被検査者のレベル、そして被検査者の得意・不得意、興味関心の有無など状況に応じて柔軟に活用してください。楽しく訓練しているうちに、その効果を実感できるはずです。

用具内容のご案内

・収納バッグ
・検査マニュアル
・実施の手引
・提示カード
・記録用紙(20人分)
・収納箱
・はめ板
・積木(立方体・円柱各3色)
・トレーニングカード

New - Cognitive Ability Battery
著者:筑波大学名誉教授 杉原一昭
編集:N-CABプロジェクト

適用範囲
20歳~高齢者

カートには1種類ずつしか商品を入れる事はできません。
※数量は複数量の選択が可能です

複数の種類の商品をお求めになる場合は、1つ目の商品をカートに入れた後、移動先のページで表示される「買い物を続ける」ボタンでお戻りになり、次の商品の数量を選択の上、「カートに入れる」ボタンを押して下さい。

価格 数量
用具
セット

※2023年4月価格変更

46,200円 数量
用紙
記録用紙 20人分

※セットに1組付属
※2023年4月価格変更

4,400円 数量
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