- 就学に関して特別な配慮が必要か否かの診断に適した知能検査
- 就学に関して特別な配慮が必要であるか否かの診断に特化した就学児用の田中ビネー知能検査Vです。
子どもが十分に能力を発揮できる日常場面に即した問題内容で構成されており、「年齢尺度」で構成されているので、子どもがどのように発達するのか、通常の発達レベルとどのような関係にあるのかなどを理解するのに役立ち、ケアへの施策を容易にしてくれます。また、全体的な遅れを持つ子どもの診断にも対応しています。
従来の田中ビネー検査Vよりも軽量になり、持ち運びに便利なコンパクトケースに納められるようになりました。
編集:田中教育研究所
画像提供:田研出版
就学児版田中ビネー知能検査V(ファイブ)
適用年齢
主として就学児検診に活用されることから、原則として5、6歳の就学前の幼児が対象です。ただし、就学してから学習困難が心配されるような7歳児や、就学時検診以前に発達をアセスメントしておきたいと思われる4歳児などにも適用が可能です。問題構成
田中ビネー知能検査Vの2~7歳級の問題と、補助問題に位置づけられていた「数の提唱」「数の逆唱」で構成されています。2~7歳級をそのまま採用している理由は、5、6歳児で通常の発達を遂げていれば、少なくとも基底年齢は3歳でとどめられる(2歳級を全問合格する)と推察できるからです。また、7歳級の問題もスラスラできるのであれば、就学に関して問題があるとは考えにくいからです。そして、「数の提唱」「数の逆唱」もそのまま残したのは、就学児点での記憶スパン(記憶できる範囲)を知っておくことは、就学後の学習効果など、学校適応を予測する手がかりとして有効であると考えたからです。
また、あえて田中ビネー知能検査Vの問題に変更を加えず、2~7歳級をそのまま採用したのは、綿密なアセスメントが必要なケースの場合に、同じ尺度上で再検査ができるようにと考えたからです。
用具などの軽量化
田中ビネー知能検査Vの検査用具を活かしながら、就学児版田中ビネー知能検査Vでは、「発達チェック」や1歳級の問題で使用する大きめの用具を省き、軽量化を実現しました。そして、持ち運びに便利なコンパクトケースに納められるようにしました。カード類は大きさの違うカード1(B5版)は独立させていますが、カード2~4(A5版)までを一冊にまとめました。マニュアルについても実施法と採点法の内容をすべて一冊に網羅し、初心者のテスターでも容易に扱えるように変更しました。- 適用範囲
- 5歳~6歳
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価格 | 数量 | |||
用具 |
用具※検査法、用紙別売 |
60,500円 | 数量 | |
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用紙 |
20部※テスティペーパーは入っておりません |
5,500円 | 数量 | |
検査法・手引書 |
検査法手引※2023年4月価格変更 |
6,600円 | 数量 |
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