心理検査、性格検査・人格検査、知能検査、うつ病検査などのテストを開発・発行・販売。

概要①

著者	福西勇夫
適用	18歳～
所要時間	実施10分前後、採点10分前後
質問項目	自己記入式。 　20項目、4件法
発行	2021年10月20日 　千葉テストセンター

概要②

• DSM-5に準拠し、成人期女性に特化した注意欠如・多動性障害（ADHD）をスクリーニングするための検査。
• 言葉による表現方法や対人関係上のコミュニケーション方法など、男女の性差によるADHDの特性の現れ方が異なる点に着目し開発されました。
• 成人期女性のADHDの見落とし防止に役立つ検査です。

特長

• DSM-５の診断基準を参考にし、ADHDの主要な構成要素である三大症状（注意散漫、多動性、衝動性）に関連した20のチェック項目を選択、
  「A-ADHDにみられやすい 10 項目」と「A-ADHDのなかでも女性にみられやすい 10 項目」から構成されている。
• 自己記入式。
  「あまりない」「ときどき」「しばしば」「いつも」の4つの選択肢から1つだけを選択、実施時間は10分前後。
• 質問はわかりやすくシンプル。
• 事例を挙げ、具体的な説明を加えてより理解を深めることができる。

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著者プロフィール

福西勇夫（ふくにしいさお）

医療法人社団真貴志会南青山アンティーク通りクリニック理事長・院長
1984年徳島大学医学部卒業後、東京都医学研究機構・東京都精神医学研究所・リエゾン精神医学心身医学研究部門長を経て、2003年に南青山アンティーク通りクリニックを開院。 2000年から現在までに、米国ボストン市のマサチューセッツ総合病院から客員教授として９回招聘されている。2007年には南イリノイ大学の客員教授として招聘されている。その一方、国内では医学部、薬学部、文学部などの非常勤講師として「精神医学」「精神病理学」「医療心理学」などの教鞭を取ってきた。

目次

【Chapter Ⅰ】はじめに―なぜ大人の発達障害のスクリーニング検査の開発が望まれるか？
　　　 みえにくいこともしばしばある、女性の発達障害の特性
【Chapter Ⅱ】本検査の作成の試みとその信頼性および妥当性の検討
【Chapter Ⅲ】女性にみられやすい10の質問項目がどのように選択されたのか？
【Chapter Ⅳ】信頼性および妥当性―感度、特異性、全誤区分率の検討
　　　1.対象と方法
　　　2.結果および考察　 1)信頼性（reliability）の検討　　2)妥当性（validity）の検討
【Chapter Ⅴ】本検査の施行と採点
　　　1.方法
　　　2.採点方法
　　　3.評価
【Chapter Ⅵ】本検査の使用に際する留意点
　　　1.“連続性”の特性なのか、“非連続性”の症状の有無なのか？
　　　2.時代の趨勢
　　　3.二次障害、そして三次障害へ
　　　4.検査結果に及ぼす諸因子
　　　5.その他

正誤表

●マニュアル、記載内容に誤りがございました。訂正するとともに深くお詫び申し上げます。
　【　成人期ADHD検査女性版マニュアル　正誤表　】

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  ・著者：福西勇夫
  ・成人期女性に特化した自閉症スペクトラム障害（ASD）をスクリーニングするための検査

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