- WHO Quality of Life 26(キューオーエル)
WHOが開発した“生活の質”を測る調査票 - ・質問項目数26問
・「過去2週間にどのように感じたか」、「過去2週間にどのくらい満足したか」、あるいは「過去2週間にどのくらいの頻度で経験したか」を、「まったくない」「少しだけ」「多少は」「かなり」「非常に」などの5段階で回答します
・集団にも個別にも使用できます
・回答所要時間:10分程度
・自己採点所要時間:5分程度
※2020年10月~「心理検査オンライン」に対応しています。
編集:世界保健機関・精神保健と薬物乱用予防部
監修:田崎美弥子,中根允文
発行:金子書房
WHO QOL26
概要
- 疾病の有無を判定するのではなく、受検者の主観的幸福感、生活の質を測定します。
- 身体的領域、心理的領域、社会的関係、環境関係の4領域のQOLを問う24項目と、QOL全体を問う2項目の、全26項目から構成されています。
- 4つの領域とは
身体的領域 日常生活動作、医薬品と医療への依存、活力と疲労、移動能力、痛みと不快、睡眠と休養、
仕事の能力心理的領域 ボディ・イメージ、否定的感情、肯定的感情、自己評価、精神性・宗教・信念、
思考・学習・記憶・集中力社会的関係 人間関係、社会的支え、性的活動 環境領域 金銭関係、自由・安全と治安、健康と社会的ケア:利用のしやすさと質、居住環境、
新しい情報・技術の獲得の機会、余暇活動への機会、生活圏の環境、交通手段 - 検査用紙1枚で、回答と採点が簡単に行なえます。
- 欧米、アジア、先進国、開発途上国と、幅広く用いられている世界的な検査です。
沿革
- WHOでは、生活の質(QOL)を‘個人が生活する文化や価値観の中で、目標や期待、基準および関心に関わる自分自身の人生の状況についての認識’と定義しています。
- この理解から、WHOでは1992年から5年余りの歳月をかけ、異文化間でも結果の比較が可能なQOL調査票の開発を行いました。
- 世界22カ国が調査票開発のプロジェクトに参加しています。日本では、1997年に初版が刊行されています。
活用方法
企業・各種団体 | ||
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●従業員の精神健康度をはかる指標として | ||
●職業と、従業員の生活の質の関係を知るため | ||
●臨床治療の研究に |
医療・看護・福祉/カウンセリング | |||
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●治療方針の決定や、治療過程における変化の評価の指標に | |||
●高齢者の生活の質の測定に | |||
●障がい者の生活の質の測定に | |||
●在宅介護者の負担度の測定に |
教育 |
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●教員や生徒、学生を取り巻く生活環境の見直しに |
- 適用範囲
- 18才~成人
- 医科診療・点数
- D-285-(1) 80点
カートには1種類ずつしか商品を入れる事はできません。
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価格 | 数量 | |||
用紙 |
検査用紙 50部 |
9,900円 | 数量 | |
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検査法・手引書 |
検査法手引 |
1,760円 | 数量 |
- 下記についてご協力くださいますようお願いいたします。
- 掲載いたしました心理検査の使用は、心理学の知識と専門的訓練・経験を持った方に限られます。また、心理検査類の販売は医療・教育・福祉等の専門機関以外には販売しておりません。企業等その他の機関でご使用の場合は、心理学者・心理学科修了者・医師・教員・臨床心理の先生方のご指導の下でご使用ください。
当センターでは、心理検査の持つ性格上「検査問題の漏洩の防止」、「プライバシーの保護」のため、使用される機関へ直接配送しております。一般家庭への配送は行っておりません。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。 (教育・心理検査倫理要綱についてはこちら)
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