集団用ロールシャッハ法式 新版 人格診断検査
- ロールシャッハ・テストに範を求めたインク・ブロット・テスト。５枚の図版（インクの染み）を被験者に見せ、それが何に見えるかを問う検査。社会への適応状態、自己統制力、情緒不安定など個人の性格特徴を総合的に評価できる検査です。
- ロールシャッハ･テストをもとにしながら集団での実施を可能にしました。
- ･A型用紙:5つの各図に対して選択式の15問、全体で75問
･B型用紙:5つの各図に対して選択式の18問、全体で90問
･主に集団検査として使用します
･回答所要時間
A型用紙：中学生50分程度･高校生以上40分程度
B型用紙：中学生60分程度･高校生以上50分程度
･自己採点所要時間：採点と判定には専門的知識が必要です
編集：本明寛
発行：金子書房
概要
- ロールシャッハ･テストに範を求めたインク･プロット･テストです。5枚の図版(インクのしみ)を受験者に見せ、それが何に見えるかを回答させる投影法の検査です。
- 結果は主に、①反応領域(インク･プロットのどの場面を意味づけたか)、②決定因(反応がインク･プロットの形･色･材質のどれを主として利用しているか)、③反応内容、から判定します。
- 社会への適応状態、自己統制力、情緒不安定などの、個人のパーソナリティ特徴を総合的に診断します。
- A型とB型の違い
･A型とB型では、質問項目数が異なります。A型、B型のいずれを用いてもほぼ同様の判定結果を得られることが分かっています。B型は反応数(回答数)が多い分、より豊かな解釈が可能です。検査時間が限られている場合などはA型の利用がお勧めです。
活用方法
- 企業･各種団体で
･採用検討の参考資料として
- 医療･看護･福祉/カウンセリング
･精神科などで患者の治療方針を決定するために
･性格の偏り、問題、社会への適応の程度を知るために
(集団ロール)
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