- バウムテストの解釈に役立つ関連書籍を集めました。
検査の実施方法や解釈方法、臨床場面への適用方法などが記載されております。ぜひご活用ください。
バウムテスト 関連図書
書籍のご紹介
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バウムテスト マニュアル(作品集付)
著者:中村延江 2017年10月刊
中央心理研究所 所長 桜美林大学名誉教授 中村延江による、既存研究・臨床実践経験を集約。
作品集は実際に描かれた作品を例として、マニュアルで解説している具体事例・描画例108点を掲載。
【まえがきより】バウムテスト(樹木画テスト)の理論や説明書あるいは解釈のための参考書はこれまでにもたくさん出版されている。筆者も、これまでの心理臨床や研究を行うに当たって、それらから学ばせていただき、実践に大いに役立てることができた。今回は、それらの研究や実践の成果に筆者の心理臨床の経験と知見をまとめて、初学者がバウムテストを実践するに当たって、より簡便に役立てられるようなマニュアルを作成することを目指した。いろいろ用具を揃えたり、工夫したりする手間を最小限にして、取り敢えず実施できるようキットにしてみた。バウムテストに触れてみる際に役立て、よりバウムテストに関心を持って、心理臨床や研究に当たっていただければ幸いである。
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バウムテスト[第3版]-心理的見立ての補助手段としてのバウム画研究
著者:K.コッホ 訳:岸本寛史・中島ナオミ・宮崎忠男
本書はバウムテストを体系化したカール・コッホのドイツ語原著『バウムテスト第3版』(1957年)の本邦初訳である。これまでコッホのテキストの邦訳版は初版の英訳版からの重訳しか存在しなかったが、分量が3倍となった第3版にはコッホのバウムテストに対する考え方が詳細に記されている。これまで断片的にしか紹介されることのなかったコッホの思想の全貌がはじめて明らかにされる。原書名:Der Baumtest. 3.Auflage. -
臨床バウム -治療的媒体としてのバウムテスト
編:岸本寛史
心理療法の実践場面でバウムテストをどのように活かしていけるのかを、各種領域の臨床事例をもとに紹介し、単なる心理テストを超えたバウム利用の可能性を探る実践的研究書。コッホの考え方を基盤に数年来おこなってきた研究会での研鑽の成果をまとめ、日本でのバウムの臨床を深めることに寄与できることを目指した。バウムテストをおこなっている多くの臨床家にとって、自らの心理臨床の幅を広げ深める意味でも有用な書となろう。 -
バウムテスト入門 -臨床に活かす「木の絵」の読み方
著者:岸本寛史
バウムテストとは「実のなる木の絵」を描いてもらうという簡単な方法であるが、心理テストに留まらない奥行きと広がりをもつ。描きながら語りが誘発されたり、外見からは思いもよらないもう一つの姿が垣間見えてハッとさせられるなど、多彩な可能性を秘めている。しかし、治療的媒体としてバウムテストの真価を引き出すためには、逆説的だがバウムテストのテスト的側面に精通することが不可欠である。本書では、治療的側面とテスト的側面を融合させた総合的方法論としてのバウムテストについて論じる。 -
バウムテストを読み解く -発達的側面を中心に
著者:中島ナオミ
長年心理臨床に携わってきた著者によるコッホのバウムテストの発達研究の集大成。
発達面から『バウムテスト第3版』を読み解き、58指標の判定基準を明確化し、わが国独自の解釈理論の構築に貢献できる指標・樹型・樹種の発達調査をまとめた労作。 -
バウムテスト活用マニュアル -精神症状と問題行動の評価
※品切れ・重版未定著者:ドゥニーズ・ドゥ・カスティーラ 訳:阿部惠一郎
本書は、不確定要素の多いバウムテストを実施するにあたっての注意点や実際の読み方を分かりやすく述べたものであり、もっぱら使いやすさと読み方に重点を置いている。著者の方法は、まず描画から特徴的なサインを抽出し、それぞれのサインを根拠にして性格特性や精神症状を指摘し、次にそれらを纏めて総合所見を作る。実践にあたっては、「なぜそのように読めるのか」と自問自答しながら根拠を示す姿勢を常に持って行うのである。本書はそのような姿勢で書かれているからこそ、バウムテストの所見(木の各部分)と精神症状を大胆に結びつけることに成功している。150枚の樹木画を収録し、巻末にはバウムテストに表れるサインと精神症状、性格、問題行動の関係をわかりやすい一覧表として付した。 -
新装版 バウムテスト活用マニュアル -精神症状と問題行動の評価
2023年11月発行著者:ドゥニーズ・ドゥ・カスティーラ 訳:阿部惠一郎
バウムテストは日々進化している。テストをとるのは簡単だが、バウムに現れたサインの意味をどう解釈をしていけばいいのか。誰しもがぶち当たる壁である。バウムテストを行ったからといって、すぐにクライエントのすべてを理解することはできないが、主観で判断するよりも、まずは本書で数多くのバウムに当たり、絵からどのようなサインをとることができるのかを読み解いていこう。 解釈をするのには、サインを拾う側の力量も関わる。しかしバウムテストを系統立てて読み解いていくことで、分析できることはたくさんある。また、クライエントとの言葉のやり取りだけでは得られなかった情報も見えてくるだろう。 本書の初版は2002年であるが、そのあとの訳者の著作、他書の翻訳を通し、ぼやけていた描画の印象がだんだんと明瞭になりつつある。バウムテストへの理解が深まることで、臨床の役に立つ機会がさらに増えるはずだ。 -
バウムテストの読み方 -象徴から記号へ
著者:阿部惠一郎
長年、バウムテストを使用し、研究してきた著者による手引書。バウムテストというと、一見「木を描いてもらってそれを解釈するだけ」という単純作業のようだが、「木を描いてもらう」にも「一本の木を描くのか」「複数の木を描くのか」「紙を横にするのか、縦にするのか」などさまざまな描き方がある。いままで、バウムテストの実施方法、サインの読み方には統一されたものがなく、検査者が独自に実施・判断していくしかなかったのだが、それを可能な限り統合し、著者のいままでの経験を含めて説いたものが本書である。肝心な「サインの読み方」についても、検査者の主観を入れず客観的に判断できるよう、随所に検査者の心得がちりばめられている。 -
バウムテストQ&A
著者:阿部惠一郎
一見簡単そうに見えて、使ってみると実は結構難しいバウムテスト。
なぜ「木」なの?
なぜ3枚も描く必要があるの?
検査中どうしていればいい?
「描きたくない」と言われたら?
木の画を描いてもらうだけなのに、被検者に聞かれたら困ってしまうような質問をQ&Aで解決していく。
後半には事例を用いて、1からバウムテストの読み方を解説する。
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価格 | 数量 | |||
検査法・手引書 |
バウムテストマニュアル(作品集付) |
12,650円 | 数量 | |
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関連書籍 |
臨床バウムー治療的媒体としてのバウムテスト |
3,520円 | 数量 | |
バウムテスト入門ー臨床に活かす「木の絵」の読み方 |
2,420円 | 数量 | ||
バウムテストを読み解くー発達的側面を中心に |
3,960円 | 数量 | ||
新装版 バウムテスト活用マニュアルー精神症状と問題行動の評価 |
3,960円 | 数量 | ||
バウムテストの読み方ー象徴から記号へ |
3,520円 | 数量 | ||
バウムテストQ&A |
2,640円 | 数量 |
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